ＢＷＦ（世界バドミントン連盟）より2014/2/11付けで、2016年のリオデジャネイロオリンピック選考基準の発表がありました。以下はその記事より抜粋。
2012年のロンドンオリンピックからの大きな変更は二つです。
１、「シングルスの世界ランキングにおいて、４位までに３人ランクしていれば出場枠３」が撤廃され、一国（のバドミントン協会）あたり最大出場枠は２へ。
２、開催国枠は「５種目のどれか一つ」から「男子・女子シングルス各１人」へ。
他は、あまり変わりないようです。
・シングルスの世界ランキングにおいて、１６位までに２人ランクしていれば出場枠２。
・ダブルスは同様に、 ８位までに２ペアランクしていれば出場枠２。
・最大出場人数は １７２名→世界ランキングから１６４名、特別枠６名、開催国枠２名。
・2016/5/5発表の世界ランキングにより出場枠が決定。
・このランキングの対象となるのは、2015/5/4～2016/5/1に開催される大会で、ＢＷＦが主催または認定したもの。
ロンドンオリンピックの選考では、女子ダブルスにおいて、８位までに日本の選手が３ペアランクしていたのですが、最大出場枠２であったため、３ペア中最もランキングが下だった、内藤・松尾ペアが涙をのむ結果となりました。リオデジャネイロオリンピックでは、女子シングルスの選考が難しい事になりそうです。
あらかじめ補足しておくと、日本バドミントン協会はロンドンオリンピックの選考期間前に「出場枠を獲得した選手が代表になる」「最大出場枠を超えていたときは世界ランキングが上の方から代表ななる」ことを明らかにしていました。リオデジャネイロオリンピックでも同様になる事でしょう。
”選考が難しい事になりそうです”というのは激戦になるという意味です。
